Hobbitの設定ファイルは,~/server/etc/ ディレクトリに置かれます(訳注:ソースからのインストールの場合). ここには次のファイルが置かれます.
bb-hostsファイルは Hobbitが監視するホストを定義します. Hobbitをインストールすると,Hobbitサーバのみがリストされた記述されたファイルが作成されます.

いくつかの注意点があります.
この例のbb-hostsファイルは,1台だけのホストを定義した状態です. www.hswn.dkサーバにはいくつかのキーワードが追加されています.
デフォルトでは,Hobbitはホストが稼働しているかを常にping監視します. pingテストに成功すると,結果はHobbit Webページのこのホストのconnカラムに表示されます. pingが返って来ないホストがある-たとえばファイアウォールで通らない-ときは,noconnキーワードをbb-hostsに書くことでpingテストを無効にします.
ご覧頂いておわかりのように,シンタックスはかなり簡単です. このサーバのための拡張URLを監視する必要がある(訳注:???)URLを行に追加するだけです. SSHが稼働しているか監視する必要がある?「ssh」を行に追加するだけです. 利用可能なキーワードのフルセットは,bb-hosts man-pageにあります. 多くのキーワードはのHobbit Webページでホストについての情報を表示する方法に関係しています. ほかのキーワードでは稼働レポートにuptimeパーセント計算に利用され,いくつかのキーワード- bbdやhttp://~はネットワークサービスの監視について表します.
下の例のように,bb-hostsにネットワークサービス監視のキーワードを追加します. Hobbit 4.0のデフォルトのネットワーク監視サービスは下記の通りです.
| conn | pingテスト.デフォルトで有効.noconnキーワードを書くと無効になります. |
| http | Webサーバテスト.WebサーバのURLを記述します. |
| ftp | FTPサーバテスト. |
| ssh | SSH(Secure Shell)サーバテスト.ssh1とssh2をサポートします. |
| telnet | Telnetサーバテスト. |
| smtp | SMTP(メールサーバ)テスト. |
| pop3 | POP3テスト |
| imap | IMAPテスト.IMAPバージョン2と4をサポート.バージョン3は"imap3"を利用してください. |
| nntp | NNTP(ネットニュース)サーバテスト. |
| ldap | LDAP(ディレクトリサーバ)テスト.LDAPがサポートされたHobbitでLDAP URIを記述してください. |
| rsync | rsyncサーバテスト. |
| bbd | BigBrotherデーモンテスト.Hobbitネットワークデーモンテストとしても稼働する. |
| clamd | CLAMアンチウィルスデーモンテスト. |
| spamd | SpamAssassinアンチスパムデーモンテスト. |
| oratns | Oracle TNSリスナテスト.Oratns "ping"をテストする. |
| qmtp | QMTPサーバテスト.qmailのqmtpdサービス用. |
| qmqp | QMQPサーバテスト.qmailのqmqpdサービス用. |
HobbitがOpenSSLをサポートしてビルドされていれば,下記のSSLサービスも監視可能です.
| https | Webサーバテスト.WebサーバのURLを記述します. |
| ftps | セキュアFTPサーバテスト. |
| telnets | セキュアTelnetサーバテスト. |
| smtps | セキュアSMTPサーバテスト. |
| pop3s | セキュアPOP3サーバテスト. |
| imaps | セキュアIMAPサーバテスト. |
| nntps | セキュアNNTP(News)サーバテスト. |
| ldaps | セキュアLDAP(ディレクトリ)サーバテスト.HobbitがLDAPをサポートしてビルドされていれば,Full LDAP URIを入れてください.OpenLDAP v2.xクライアントライブラリとともにビルドされていて,かつLDAPサーババージョン3で,"starttls"コマンドがサポートされているときに有効であることに気をつけてください.ポート636でSSL経由の古い非標準のLDAPトンネルはLDAPサーバは機能しないでしょう. |
外部のプログラムを使うことにより,Hobbitはこれらをテストすることも可能です.効果的な方法ではありませんが,いくつかの特定のテストを行う唯一の方法です.
| ntp | NTP(Network Time Protocol)サーバテスト.ntpdateコマンドを利用します. |
| rpc | RPCサーバテスト.これはrpcinfoコマンドを利用してサーバ上のportmapperサービスを抽出します.RPCサーバをどうテストするかの詳細はmanページのbb-hosts(5)を参照ください. |
プロセス,CPU使用率,ディスク使用率,サービスが稼働しているか,プロセスが存在しているかなど,ホストのデータを監視するために,クライアントプローブをインストールできます. Hobbitは多くのUnix用のクライアントプローブを含みます.Windows用のクライアントプローブは計画されていますが,まだ提供されていません. (訳注:BigBrother用のWindows用クライアントプローブはそのままHobbitにも使えます.)
まず,Hobbitクライアントプローブをすべてのサーバにインストールしてください.bb-hostsにホストの一覧があるので,Hobbitクライアントは自動でホスト名を取得します,しかしbb-hostsとの名前が一致しないこともあります. そのため,クライアント名のデータが現れない場合は,Hobbitクライアントによって使われている名前とbb-hostsの名前が同じかをチェックしてください.詳細はこのFAQアイテムを見てください.
Hobbitクライアントが実行してHobbitへと報告することで,CPU,DISK,メモリ,プロセスのカラムが現れます.これらのステータス・カラムの色は,hobbit-clients.cfg設定ファイルで定義されます. ここに設定の例を載せます.

おわかりのように,どのホストに対しての設定かの最初の定義があります. ここでは,voodoo.hswn.dk のひとつのホストのみです. しかし,ホスト名やページ名などにさまざまなフィルタを掛けることができ, それらのクライアントデータによって監視された値がしきい値によって何色であるかを決定します. hobbit-clientsmanページで詳細を説明しています.
ホストフィルタの後ろで,ステータスカラムのそれぞれの色を決定します.
| UP | ホストが立ち上がっている(UPしている)長さに基づいて,cpuカラムに色をセットします.UPキーワードの後ろには,二つの値を置けます.一つ目は,(例では30mとなっている)リブートしてからの時間で,その間が黄色になります.二つ目(オプション)は,CPUカラムはホストが長い時間UPしている場合に黄色くなり,これは通常は定期的にリブートするサーバの監視で用います. |
| LOAD | システムにどれだけLOADされているかに基づいて,cpuカラムに色をセットします.LOADキーワードの後ろには,二つの値を置けます.一つ目は,CPUカラムが黄色になる数で,二つ目(オプション)は,CPUカラムが赤になる数です.Unixシステムでは,しきい値にはuptimeコマンドの5分間のLoadAverageが利用されます. |
| DISK | ディスク使用量がFullかどうかに基づいて,diskカラムに色をセットします.これは3つのパラメータを取ります.ファイルシステム名,黄色に変わるしきい値,そして赤に変わるしきい値です.ファイルシステム名はマウントポイントです.フルパスでも,すべてのファイルシステムを意味する「*」も指定できます.%記号を使った正規表現の接頭語も利用できます.(例:"%^/ora.*"は,マウントされているすべてのファイルシステムの/oraで始まるパスにマッチします."/ora/db/vol1"のようなインスタンス用に.)例で示したように,異なる複数のしきい値を持て,これらは先頭から末尾の順で評価されるので,特定されるのは最初に,汎用的なのは最後に置くのがベストでしょう.黄色と赤のしきい値はパーセントで,トリガーはファイルシステムが指定した使用率になるときです. |
| PROC | 何のプロセスがあがっているかに基づいて,procsカラムに色をセットします.これは少なくとも1つのパラメータを取ります.パラメータ文字列(の一部)は,何のプロセスがあがっているかのコマンド行です.単純な文字列か,正規表現を記述します,Hobbitはpsの出力を文字列か正規表現でスキャンして,その結果にどれだけの数のプロセスがあがっているかをカウントします.プロセス数のカウントは2番目と3番目のパラメータでしきい値と比較され,2番目のパラメータは最小のカウント(デフォルトは1),3番目のパラメータは最大のカウント(デフォルトは無制限を意味する-1)です.注意:もし最大値をセットするのであれば,最小値も,それがたとえ1であっても,セットしなければなりません.最後のパラメータは,プロセスカウントがしきい値を外れた際に,PROCSカラムにセットする色を定義します,デフォルトは赤で,yellowと描くことができます. |
| MEMPHYS MEMACT MEMSWAP |
メモリ利用率のしきい値に基づいて,memoryカラムに色をセットします.それぞれ3つのキーワードは2つのパラメータを取ります.最初のはwarning(黄色)のしきい値で,パーセントでのメモリの使用率です.2番目はpanic(赤)のしきい値で,パーセントでのメモリの使用率です.3つのうちの1つのキーワードを利用すると,物理(physical)メモリ,スワップ領域,プラットフォームにより,たとえばLinuxがサポートする実際のアプリケーションのメモリ使用量,の使用率を指定します. |
| LOG | msgカラムに色をセットします.これは少なくとも二つのパラメータを取ります.最初はログファイルの名前で,2つ目はどのようなログエントリーが色の変化を引き起こすかです.オプションで,3番目のパラメータとして,どの色に変化するかを定義します.4番目のパラメータとして,1番目のパターンマッチしても無視するパターンを定義します. |
hobbit-clients.cfg ファイルにおいて LOG エントリを形成するのは,わずかです. Hobbitクライアントにどのログファイルにログが送られるかを記述する必要があります. そのために,ログファイルの名前とclient-local.cfgファイルを作る必要があります.(訳不明)