[2022/09/06(Tue) 00:30:00]
野球の話です.
ヒット1本出れば同点との場面.
打者の打率を2割3分,送りバントの成功率8割と仮定する.
打者3人のうち少なくともひとりでもヒットを打つ確率は 1-((1-0.23)*(1-0.23)*(1-0.23))=約54%
バント成功して1アウト3塁でヒットか犠牲フライか進塁打を打つ確率を6割と仮定すると,バント成功して犠牲フライか進塁打を打つか,失敗してその後3人目がヒットを打つ確率は0.8*0.6+0.8*(1-0.4)*0.23=約55%.
長打やバント失敗後や四死球や暴投捕逸など考慮していないが,同点になるならバントが1%確率高いながらも,2点以上を取る可能性を考慮すれば打たせたほうが良いと,確率で野球を考えたい.
年俸何千万ももらうプロ野球の監督であればこの程度の計算は瞬時にしてもらいたい.またプロ野球の解説者であれば,野球の技術や精神論だけでなく,コンピュータを使っても良いから,確率に基づいた解説をしてほしい.